札書研について
札幌市書写書道教育研究会(以下、札書研)は、札幌市における小学・中学・高校の書写書道教育の推進と充実を図ることを目的に、昭和56年(1981年)に発足しました。
札書研は、札幌市および近隣の幼・小・中・高校・大学に勤める教職者によって構成されており、書写書道教育について指導法や教材教具の開発、研究を行っています。
また、札幌市で毎年行われる「札幌市児童生徒席書大会」の運営を通して、児童生徒に「手書き文字」の素晴らしさと大切さを伝えられるよう、実践教育を進めています。
会長あいさつ
札幌市書写書道教育研究会(札書研)は、昭和55年(1981年)に札幌市内の小中学校、高等学校における書写書道教育の研究・実践の充実発展を目的として発足しました。
これまでに、北海道書写書道教育研究大会や全日本書写書道教育研究大会を札幌で開催し、様々な実践研究を通して指導法や教材教具の開発に取り組んでいます。
また、発足時に北海道書道教育連盟から運営を引き継いだ札幌市児童生徒席書大会は、市内各小中学校のご協力を得て、参加児童数1万2千人を超える札幌市の伝統的な書写の展覧会として今年で第70回を迎えます。
こうした研究実践と展覧会事業を両輪に、児童生徒に「手書き文字」の素晴らしさと大切さを伝えるために日々、研鑽を重ねているところです。
このたび、これまでの実践を整理して掲載いたしますので、日々の学習に役立てていただければ幸いに存じます。
札幌市書写書道教育研究会 会長
竹内 義人