研 究
めざしてきたもの
書道に関するドラマが放映されたり、書道甲子園などがマスコミに数多く取り上げられたりと、教育界だけでなく世間一般にも書道が話題になっています。新学習指導要領でも、書写書道が日本の伝統と文化として大切にされていると言えます。
しかし小中学校の教育現場を見ると、書写が他教科に比べて軽視されているように思えてなりません。この状況を打破することが、私たち研究会の使命であると考えています。
そのために私たち研究会が進めてきた理念が、「誰にでもできる書写学習」であります。書写学習に対する一般の先生方の抵抗感を無くすため、他教科と変わらぬ課題解決的な学習ができることや、毛筆で上手く書けない教師にもできる授業の展開、手間暇のかからない教材や準備の仕方などを今後も研究していきたいものです。
また、小・中・高校の部会があるのが本研究会の特徴であり、良さでもあります。校種間の垣根を無くし、交流授業などで、書写の授業をさらに広げていきたいものです。